誕プレ

今日は父の誕生日。たまたまデイサービスの日と重なり、多くの人の中でお祝いをして頂くことが出来ました。家に居たら、せいぜいケーキを1つ用意するくらいでしたから本当に有難いことです。
見て下さい、父の帽子を。こんなの実生活では絶対被りませんよねw 父はされるがままで良く解っていないと思いますが、楽しんでいるのは間違いありません。以前、77歳の誕生日にまだ小さかった姪(唯一の孫)と姉に来てもらい、4人でお祝いをしたことがありましたが、パーティらしいことをしたのはあれが最初で最後だと思います。その後、まぁ色々あって、それどころではないし、父からも私達姉妹の誕生日のお祝いなんてしてもらった記憶がありません。そういう家だったのです。
他人だから、お金を払っている施設だからやってくれている、そういうことももちろんあるでしょう。ないわけがない。だとしても利用者さんに楽しんでもらいたい、喜んでもらいたい、その為に色々なことを企画され、実施されている、その事に感謝せずにはいられません。
帰って来るとぐったり疲れて足もおぼつかなくなるのですが、毎回行くのを楽しみにしてくれているので、私としても安心しました。
以前の元気だったころの父なら、こういうところは大嫌いで、杖を突くこと自体、プライドが許さないような人でしたから、絶対嫌がるだろうなと思いましたが、この頃には弱ってきて自分では身体が自由にならなくなっていることを嫌でも自覚せざるを得なくなっていたでしょうし、毎日誰かしら人と会っていたのに、毎日私以外、誰とも会わず口を利かない日が続いたのも寂しかったのだと思います。
色々な意味で、デイサービスに通えるようになって、しかも良い施設のようで本当に良かったと思います。以前は週一だったのが、介護度が上がり今は週三でいくようになり、毎日のように「今日は迎えに来る日か?」というようになったくらい、楽しみにしています。
本当に有難いことです。これからも宜しくお願い致しますm(__)m