口腔内の事でまた

以前にも口の中の事でお話をさせて頂いたことがありましたが、別の視点でもう少し身近に感じて頂けそうなお話をしていきたいと思います。

歯医者さんで歯石を取ってもらった経験があると思いますが、なぜ溜まるかはお分かりだと思いますが、正しいブラッシングが出来ていないからですね。ただ、歯並びや生活を送る中でベストなタイミングで出来る人なんてそうそういないと思います。

もし、毎回磨いていると言える方がいたとしても歯石がゼロの方はほぼいないと思います。それは見えないところはどうしても磨き残しが出てしまうからですそして「磨いてる」と思っても「磨けてる」のとは違います。歯と歯の間や歯と歯茎の間は一本一本磨くくらいの気持ちでやらないとキレイになりません。そしてその残った歯垢が日にちが経つにつれ歯石となり自分だけでは取れなくなり、虫歯を始め歯肉炎から歯槽膿漏になり虫歯でもないのに抜かなくては行けなくなります。

そうならないように定期的に歯科に行って検診を受けることが大切なのですが、この考え方は身体も全く同じです。身体を適度に動かさないと動かないところから徐々に老廃物が溜まっていき、内部組織と結合して凝りになっていきます。それが関節に溜まれば関節が動かなくなります。

溜まらないようにするには適度な運動、そして何より添加物の多い食べ物自体が身体にごみとなって残ってしまうので、それらを出来るだけ入れないようにすることも大切です。そして甘い物や炭水化物は歯垢を増やしたり身体の組織を結合しやすく(硬くなる)してしまいます。

ただ、現代ではなかなか摂らずに済ませるのは難しいので、せめて身体を動かし続けることで留まらせないようにしていく必要があります。そして既に溜まってしまい様々な不調が出てしまっている方は私達のような身体に携わっている者たちにゆだねるのが一番です。

身体は硬いけど特に不調はないから大丈夫・・・なんて思っていたら大間違いです!身体が硬いという事は既に体中に歯石が溜まっているのと同じことだとご自覚ください。そして早めのお手入れを受けて頂きたい。私からの切なる願いです。